2016年4月3日日曜日

ニコの手術

4月1日、ニコが手術をしました。
避妊手術です。
子どもを産ませることを考えていないので、子宮がんや乳がんリスクの回避、ヒートのストレスを減らすために手術をすることにしました。

そこで、かかりつけの獣医さんに手術をお願いしたところ、なんと!断られてしまいました・・・。
獣医さんも高齢で、大型犬の手術となると体力的にきついそうです。
確かに・・・。
そこで別の獣医さんにお願いすることになりました。
1泊2日の入院です。

お昼に手術をして、その日の夜6時頃みんなで面会に行きました。
傷口をなめないようにエリザベスカラーをされて、狭いケージの中で尻尾をブンブン振っていたニコ。
元気そうな様子に一安心して帰って来ましたが、それでも心配で次の朝一番でむかえに行ってきました。
10日後に抜糸なのでそれまではエリザベスカラーをつけていなければいけません。
なんとも滑稽で、かわいそうな姿・・・。

車の中でも、家に帰ってからもぐったりしています。
全身麻酔での開腹手術。
体力もかなり消耗し、病院でのストレスや術後の痛みに必死で耐えているようです。
横になったまま目を閉じて全く動かず・・・。
ブルブル震えています。
いつもより体温も低いようで、息も細くてこのまま死んでしまうんじゃないかと不安で押しつぶされそうでした。
名前を呼ぶと愛想程度に弱々しく尻尾を振るくらい。
少し歩いても老犬のようにヨロヨロヨタヨタ。
そのうち3回に分けて黄色の胃液のようなものを吐きました。
さすがに心配になって病院に電話すると『すぐに連れてきてください』とのこと。
お昼ご飯の用意も放って行きました。
何か重大な病気が隠れているかもしれない・・・と一通りの血液検査をしてもらいました。
不安がマックスの中待合室でじっと待ちましたが、すべて正常値!
全く異常なし!!
入院、手術での極度のストレス、術後の痛みなどで吐いてしまったようです。
検査結果に一安心。
とにかく家に帰ってゆっくり、そっと寝かせてあげることにしました。

手術に備え絶食していたニコですが、夜になってようやく少しだけご飯を食べました。
大好きなあんこで羊羹を作って、そのなかに薬を入れて食べさせてお肉も食べました。
いつもはドライフードだけど、特別にお肉です!
ご飯を食べると少し元気になってきました。
でもみんなと一緒に2階に上がって寝る元気はなくて、ニコが心配な私とののちゃんは1階で寝ました。

そして今朝、家の中を歩き回れるくらいに回復。
野生の動物はケガをしたり病気になったとき、飲まず食わずでひたすらじっとしていると何かで読んだことがあります。
今回のニコもそうだったんだろうな。
今日は少しだけ散歩にも行ったしご飯も食べました。
滑稽だったエリザベスカラーは家に帰ってすぐに外してやりました。
かなり邪魔で、これを付けられていること自体ストレスになっていると思ったからです。
獣医さんには傷を舐めると化膿するしずっとつけるように言われたんだけど・・・。
舐めようとした時に、すぐに『NO‼』と注意するとニコはすぐにやめます。
その後は傷をなめたらいけない!と言う事を理解したようです。
傷はまだまだ痛そうですが。


これは病院から帰ってすぐ、かなりしんどい時のニコ。
でも子供たちのそばにいたくて・・・の図です。


大手術を終えて少しづつだけど回復してきています。
今日の夕飯はいつもと同じ分量を食べました。
今のニコは家族みんなと一緒にいて、子どもたちの楽しそうな声を聴いて、心底安心しているようです。
よく頑張った、ニコ!!

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