2012年11月3日土曜日

こんにゃく作りを観察の巻き

麹を仕込んでいる時となりの部屋でこんにゃく作りをしていました。
粉から作るこんにゃくは何度も自分で作った事がありますが、こんにゃく芋から作るのは実際に見たことがありません。
こういうのが大好きな私は、興味津津で見学させてもらいました。

こんにゃく芋の写真を撮り忘れましたが、まず、こんにゃく芋の皮をむいて下処理した物と適量の水を大きなミキサーにかけてドロドロにします。


それを今度は混ぜる機械に移し替えて混ぜて行きます。
そうするとどんどん粘りが出るというか、固まってきます。
この機械は味噌を作る時にも使います。

 
そして固まるように、水酸化カルシウム(石灰、灰など)を入れて素早く混ぜます。
そうするとドロドロだったのが固まって来て、それと同時にいきなりこんにゃくの特有の匂いがしてきます。


それを型に入れてのばして沸騰したお湯の中で50分くらいゆでます。



こうして、大人気の天女の里、生芋こんにゃくが完成しました。


今回のこんにゃく作りはすごく興味深くて、楽しかった♪ やっぱり物作りって素晴らしいな!

このこんにゃく、一枚105円と安いんです。
そしてかなりおいしくて、大人気。
だから30枚40枚と大量買いして行く人も大勢います。
粉から作った大量生産のこんにゃくとは、まったく別物。

私も早速、出来たてを沢山買って帰りました。
お勧めの食べ方は新鮮だからこそできる刺身こんにゃく。わさびと醤油をつけていただくといくらでも食べられます。
あとはピリ辛に炊きました。炊くとコリっとして、刺身とはまた別の美味しさです。

そうそう余談ですが、こんにゃく芋は顕微鏡で見ると繊維が刺のようになっているので、芋を生で食べたりすると大変な事になるらしいです。
口の中やお腹が何かに刺されたように激痛におかされて、病院に駆け込む事になるんだとか・・・。
でもこんにゃくは大丈夫!ほとんどが水分のノンカロリー食品です。

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